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ひろしまこども夢財団★papamama smile club

「おじいちゃんの子育て ~育ジイの楽しみ方~」

■日時 平成23年9月13日(火)
■出演 広島市ファミリーサポートセンター  提供会員 志村 寿行さん
■ DJ 徳永 真紀さん

徳永DJ】

 まずはこの「育ジイ」と言う名前がとても気になるんですが,初めに,広島市ファミリーサポートセンターがどういった活動をされているか教えていただけますか?

 

【志村さん】

 はい。子育ての援助を受けたい人と援助をしたい人が会員となって,地域の子育てを支援しています。例えば,朝,保育園の登園前に預かって,時間がくると送り届けたり,夕方は迎えに行って,保護者が帰ってくるまで自宅で預かります。時には熱が出たお子さんを預かることもあります。

 

【徳永DJ】

確かに,熱があると保育園に行けなかったりしますもんね。志村さんがこのファミリーサポートセンターに登録されるきっかけは何だったのですか?

 

【志村さん】

 私は10年間肝臓ガンと闘って,奇跡的にガンが消えたんですね。それで,完治したお礼に,何かできることはないかと探しいてたんですが,妻が先にこのファミリーサポートセンターで活動していまして,一緒に手伝って欲しいと相談がありましたので,すぐに研修を受けて,一緒に子育てをすることになりました。

 

【徳永DJ】

 女性が登録されていることは多いと思うのですが,おじいちゃんでというと珍しかったんじゃないですか?

 

【志村さん】

 そうですね。ほんのわずかだと思います。研修を受けた時も,男性は私一人でした。

 

 

【徳永DJ】

ちょっとドキドキされませんでしたか?

 

【志村さん】

 それが,研修は男性が私一人だったので,受けにくいだろうと妻が気を利かせてくれて,妻も一緒に受けてくれました。

 

【徳永DJ】

 もう一回受けてくださったんですか!いい奥さんですね!

 今日のテーマ「おじいちゃんの子育て~育ジイの楽しみ方」なんですが,育メンではなく,おじいちゃんの育児で「育ジイ」ということですよね。呼び方はかわいいのですが,一日どんなふうに過ごされているんですか?

 

【志村さん】

 はい。パパが県外に単身赴任されている依頼会員のママさんが,残業するときの一コマで説明したいと思います。

 夕方6時ごろ三姉妹が私の家にやってきます。10カ月の赤ちゃん,5歳の保育園児と小学校4年生の三人なのですが,夕食の準備は私も手伝って,子ども達と一緒に食べます。私が赤ちゃんを抱いて相手をすることもあるのですが,赤ちゃんが泣き出すと,お姉ちゃん達がすぐにあやしてくれます。三姉妹のスキンシップがちゃんとできていることに感心します。

 

【徳永DJ】

 やっぱり違いますか?姉妹があやすのと。

 

【志村さん】

 違いますね。私があやすより,お姉ちゃん達があやすほうが“にこっ”と笑いますね~。この“にこっ”が違います。

 

【徳永DJ】

 そうですか。何時ぐらいまで預かるんですか?

 

【志村さん】

 お母さんが残業がすんで,私の所に迎えに来ますから,9時・・遅ければ10時になることもあります。

 

【徳永DJ】

 結構遅い時間なので,安心できるところに預けられるのは助かりますよね。

 「育ジイ」という言葉ですが,志村さんは「育ジイ」と呼ばれるようになってどのように思われますか?

 

【志村さん】

 「育ジイ」という言葉は心地いいですね!これから認知度が上がれば,じいちゃんが育児に興味を持つのではないかと思います。育児は女性の任せという古い考え方がありますが,これを変えていくキッカケになればいいなと思います。。

 

【徳永DJ】

 (拍手)今,すばらしい!と同世代の方が思っていらしゃると思うのですが,もともとそういうお考えなのですか?

 

【志村さん】

 いえ,私は仕事をしているとき何にも手伝っていませんでした。やっぱりサポートセンターに入ってからですね。

 

【徳永DJ】                                                 

 そうなんですね。では興味のある方はのぞいてみるといいかもしれませんね。変わるキッカケになるかもしれませんものね。最近ではどんなことお子さんと楽しまれましたか?

 

【志村さん】

 今年の夏はとても暑かったので,カキ氷をしてやったのですが,子ども達は食べるだけではなく,自分達も氷すりをしたい!と言って,自分で何度も氷を持ってきてはすり,食べていました。

 

【徳永DJ】

 登録しているご家庭のお子さんを預かるとき,気をつけていることはありますか?

 

【志村さん】

 とにかくケガをしないことに一番気を配ります。子どもから目を離さないようにしますし,扇風機やコンセントは抜いておきますし,お風呂の水は10cm溜まっていても溺れることがありますので,必ず水を抜いています。それから,幼児と散歩に出かけるときは,必ず手をつないで子どもの歩く速度に合わせています。

 

【徳永DJ】

 これらのことは研修を受けられたからですか?

【志村さん】

 子どもの歩く速度に合わせてというのは,私が実際に遊園地へ散歩に連れて行ったら,私より年配のおばあちゃんが「あなたが先に歩いたらダメよ。」と言われまして・・・。「子どもが歩くスピードに合わせてついて行くだけよ。」と,そうやって教えてもらったので,必ずそれを守っています。

 

【徳永DJ】

 そうなんですね。先輩の意見もちゃんと聞いて。では,かわいらしい育ジイの失敗談などはありますか?

 

【志村さん】

 はい,ありますね。お迎えの時間を勘違いして,子どもを待たせたことがあります。小学校の児童館から電話があって,急いで迎えに行ったのですが,子どもが一人で寂しく待っていました。大変かわいそうなことをしてしまったんですが,児童館の先生も待っていてくださったので,先生にも子どもにも迷惑をかけてしまったことがあります。

 

【徳永DJ】

 うっかりしてしまったんですね。

 

【志村さん】

 そうなんですよ。

 

【徳永DJ】

 逆に,育ジイをやっていて嬉しいことはなんですか?

 

【志村さん】

 保育園に迎えに行くと,子ども達が帰り支度をして遊んでいたんですが,私の顔を見つけて,持っていたおもちゃを放り投げて「じいちゃん抱っこして~!」と, 笑顔で私に飛びついてくるんですよ。もう何とも言えない嬉しさが,体中に広がりました。とにかく,子どもの笑顔を見ると,私も元気をたくさんもらえますね。

 

【徳永DJ】

 ほんとに,ご自身のお孫さんのようにかわいいんですね。広島のおじいちゃん,おばあちゃんにもメッセージいただけますか。

 

【志村さん】

 子ども達から甘えられるおじいちゃん,おばあちゃんになってほしいと思います。現代は子ども達もストレスを抱えているそうなので,気軽に話して甘えられる人が側にいることはとてもいいことじゃないかと思います。

 

 【徳永DJ】

 では最後に,育ジイ志村さんの今後の目標など,何かあればお聞かせ願えますか?

 

【志村さん】

 私は子育てを始めて3年半になって67歳になるんですが,少しでも長く続けていけたらいいなと思っています。そのためには,日頃から健康に気をつけて,子ども達から元気をもらいながら,心身ともに充実して,楽しく育児をサポートしていきたと思います。

 

【徳永DJ】

 お子さん達,元気で体力がありますからね。負けないように!今日はありがとうございました。

 

【志村さん】

 ありがとうございました。