ひろしまこども夢財団★papamama smile club

「広島キッズシティ2011」

■日時 平成23年11月15日(火)
■出演 広島キッズシティ2011  運営委員長 林 拓郎さん
■ DJ 徳永 真紀さん

【徳永DJ】

さあ,いよいよ近づいてきました「広島キッズシティ2011」について,今日は教えてください。これは,どんなイベントなんでしょうか?

 

【林さん】

 今週末,11月19(土)・20(日)の二日間だけ,広島西飛行場に誕生する,子どもの,子どもによる,子どもの町で,自分たちで仕事も選んで働くことができるイベントです。

 

【徳永DJ】

 これは興味のある親御さんが多いと思うんですよ!

 実際に子どもが働くことができるんですよねー。いい経験になりそうですが,これはどんな思いで立ち上げられたんですか?

 

【林さん】

近年,子どもたちを取り巻くさまざまな問題がある中で,児童虐待や引きこもりなど,そういったものが後を絶たないという問題が背景にあります。この原因として,子どもたちが自分に自信が持てないまま成長してしまうことや,自分の子どもがかわいいからついつい親が先に「あーしなさい,こーしなさい」と自分の考えを押し付けてしまったり,さらには,親子,家族の絆が感じられる場面が少なくなったということだと考えております。そこで,こういった職業体験を通じまして,子どもたちに自分で考えて行動し,自信を深めてもらうこと,そして親たちには,頑張っている子どもたちを最後まで見守ってあげて,「自分の子どもも,やればできるじゃん」と知ってもらうこと,そしてその事業を通じて得た体験を家に持ち帰り,親子で一緒に夢を語ってもらう,そんな事業を実施したいと思いました。

 

【徳永DJ】

 ということは,親御さんはノータッチということになるんですよねー!

 

【林さん】

 そうですね。そこはしっかりお願いしたいところですね!

 

【徳永DJ】

 本当に熱い思いの中,このイベントを開催されるんですが,実際に子どもたちが仕事を選んで働くというのは,どのように行っていくんですか?

 

【林さん】

 はい。当日参加していただく子どもたちは,キッズシティの中のハローワークに行っていただきまして,まずは自分の好きな仕事を探してもらいます。40程ある職業から好きな仕事を選んでもらいまして働いてもらうんですが,それぞれ働ける子どもさんの数は決まっておりますので,そちらに関しては先着順ということになっています。

 

【徳永DJ】

 そのあたりは,どの仕会社も,どの職場も一緒ですもんねー!

ハローワークがちゃんとあるのは本格的ですねー!

働くのは,子どもたちが中心となってお店を動かしていくんですか?

 

【林さん】

 そうですね。各仕事場には,大人ももちろんいるんですが,危険を伴うこと以外は子どもたちに任せたいと思っております。子どもたちがやることですので,多少手際が悪く,人気のお店には行列が絶えないとか,お店がうまく回転しない,商品がはけないといったこともあるかもしれませんけれども,そういった問題も,子どもたちが自ら気づいて,解決方法を自分で探していってほしと考えております。大人からすると,もっとこうすれば回るのにな,とじれったく感じることもあるかもしれませんが,そこは最後まで温かく見守ってほしいと思います。

 

【徳永DJ】

 何歳くらいのお子さんたちが集まるんですか?

 

【林さん】

 今回の対象は,小学校1年生から6年生となっています。

 

【徳永DJ】

 では,色々考えていけるお兄ちゃんお姉ちゃんもお店の中にいるかもしれませんね。

 広島キッズシティには,どんなお店があるんでしょうか。

 

【林さん】

 はい。仕事ができるブースは42あります。その中には,飲食の提供や物品の販売,ネイルサロンなど,サービス提供をする職業もあります。

仕事ではないんですが,さまざまな講習もあります。お給料はもらえませんが,もみじまんじゅうを作ったり,広告貼り付けなどを体験して,広島キッズシティの中にある資格できるコーナーもあります。

 

【徳永DJ】                                                 

 資格をとって仕事に今後に生かしていこうとか,色々考えるかもしれないですね!

 実際お仕事してみたい!というお子さんたちの応募はもう締め切られたんですか?

 

【林さん】

 こちらに関しましては,ありがたいことに非常に多くの方にお申込みをいただきまして,事前登録受付に関しましては終了したんですが,当日お越しいただいた方にもお仕事を探していただけるように準備をしております。先着順にはなりますが,今のところ土曜日で240人,日曜日で480人程度働いていただける当日枠があります。

 

【徳永DJ】

 はい,先着順ですね。

 働くということは,もしかしてお給料がいただけるんでしょうか?

 

【林さん】

 はい,その通りです。お仕事を体験した後は,キッズシティの中にあります銀行でお給料をもらえます。

 

【徳永DJ】

 銀行がちゃんとあるんですねー!

 

【林さん】

 総支給として,1時間で,「300じゃけん」です,独自の通貨単位で「じゃけん」という通貨単位を用意して,銀行から働いた分,お給料がもらえるようになっております。

 

【徳永DJ】

 いいですねー,広島じゃけん!ですもんねー!

 

【林さん】

 そうなんですよ!

ただし,総支給ということで300じゃけんなんですが,ここから10%ほど税金が引かれまして,手取りとしては270じゃけんになります。

 

【徳永DJ】

 割と厳しいんですねー!

 稼いで働いたお金はどうなるんですか?

 

【林さん】

 もちろん自分で一生懸命働いたお金ですので,どのように使うかは自分次第ということでございます。キッズシティの中には,お仕事を体験するだけではなく,ゲームコーナーや,おもちゃ・文房具などの販売もありますので,おなかがすけばお菓子を買って食べたりすることもできます。初任給ということですので,お父さんお母さんに記念に何か買ってあげてもいいかと思います。

 

【徳永DJ】

 お父さんお母さん,泣けますねー!

 

【林さん】

 泣けますねー!

ただ,ここでもやはり自分たちが何に使うかは自分たちで考えてもらい,大人の方達は最後まで黙って見守ってあげて欲しいですね!

 

【徳永DJ】

 「じゃけん」で買えるわけですね。

 では,パパさんママさんたちはどうやって楽しんだらいいんでしょう。

 

【林さん】

 キッズシティの中では「じゃけん」しか使えないんですが,入口付近にあります「キッズシティ銀行」にて,日本円からじゃけんへの換金が可能です。会場内では,子どもたちが販売するものや商品の提供を買ったり,楽しんだりできます。同じく会場内に特設ステージがありまして,こちらには子どもたちによる書道や神楽。和太鼓などのパフォーマンスを予定しております。そちらも大人の方には楽しんでいただけると思います。こちらのステージは観覧そのものは無料ですが,ステージ付近にたる募金を用意していますので,そちらに募金していただきましたら,東日本大震災へ寄付金として送らせていただきます。

 

【徳永DJ】

 広島FMがプロデュースした,ラジオ体験もできるらしいですね!

【林さん】

 おかげさまで,ラジオ番組の体験として,子どもDJになったり,ブースを飛び出して他の働いている子どもたちをリポートしたり,あるいはその様子をユーストリームを通じまして,広島キッズシティのホームページからご覧いただけるようになっております。

 

【徳永DJ】

 まさに,私たちの生放送そのものじゃないですかー!

 

【林さん】

 そうありたいですね!

 

【徳永DJ】

 楽しんでいただきたいです!ぜひぜひ生放送風をお子さんたちに体験してもらってくださいね!

 では,最後にパパさんママさんへもメッセージをお願いします。

 

【林さん】

 子どもたちは無限の可能性をもっていると思います。お父さんお母さんがその限界を決めつけてしまわずに,子どもたちをどうか信じて最後まで見守ってあげてほしいと思います。なかなか現実には難しいことも多く,ついつい口出しをしてしまいがちだとは思うんですが,広島キッズシティにおいては,働くのが子どもたちなら,お客さんも子どもたちです。難しく考えず,最後まで手出し口出しせずに見守ってあげて,最後までやりぬいたらたとえ失敗しても,「おつかれさん,よく頑張ったね」と声をかえていただきたいと思います。