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ひろしまこども夢財団★papamama smile club

「新米パパママの子育て 赤ちゃんと初めての冬支度」

■日時 平成23年11月22日(火)
■出演 さち助産院 開業助産師 田中 美佳 さん
■ DJ 徳永 真紀さん

【徳永DJ】

 田中さんは開業助産師さんということなんですが,開業助産師というのは何でしょうか?

 

【田中さん】

 病院などで勤務している勤務助産師というのに対して,都道府県知事に届け出を出して助産所というのを開業している助産師さんのことです。お産に関わっている助産師さんもいれば,私のように,母乳や育児相談を中心に,出張専門で活動している助産師さんなど色々あるんですが,主に地域で活動している助産師さんだと思っていただけたらいいと思います。

 

【徳永DJ】

 田中さんは助産師をされてどのくらいなんですか?

 

【田中さん】

 14年目になります。でも,その間に子どもを3人生んでいるので,実際に働いているのは10年くらいですかね。

 

【徳永DJ】

 3人のママさんでいらっしゃるんですね。普段お仕事はどういった内容なんでしょう?

 

【田中さん】

 開業助産師ですので,家に電話がかかってきて,依頼があれば地域にお住まいのお母さんの所に訪問して,母乳のことや赤ちゃんの成長についてお話させていただいております。

 

【徳永DJ】

 田中さんも3人のママさんなので,そういった経験もかなりお役立てになっているんだと思うんですが,何歳のお子さんがいらっしゃるんですか?

 

【田中さん】

 5歳になる娘と,3歳になったばかりの息子と,あとは7か月の息子がもうひとりいます。

 

【徳永DJ】

 まだそんな小さいお子さんがいらっしゃるんですねー。では,今日のテーマの「赤ちゃんと初めての冬支度」ということも,かなりアドバイスされてきていると思うんですが,初めて赤ちゃんと冬を過ごしたときのことって覚えていらっしゃいますか?

 

【田中さん】

 今回忘れかけていたので育児日記を見てみたんですが,冬はよく病気になっていてRSウィルス感染もしましたし,嘔吐下痢症になっていろんなウィルスに悩まされたのを覚えています。でも少しずつ親も慣れてきて,食欲があるかなー,眠れているかなー,機嫌はいいかなーなどのポイントを診て,必要があれば小児科を受診するようになりました。

 

【徳永DJ】

 RSウィルス感染,嘔吐下痢症など,赤ちゃんにとっては辛そうですよね。

 

【田中さん】

 RSウィルスに感染した時は,まだ生後2週間だったんです。はじめは鼻水や軽い咳だったんですが,それがしばらく続いて熱が出たり,鼻がつまっているので,お乳を飲むのもしんどそうで,かわいそうでした。

 

【徳永DJ】

 嘔吐下痢症はいかがでしたか?

 

【田中さん】

 嘔吐下痢症もいつも以上に便がゆるくて,寝ても突然吐いたりして,いつもと違うと思って,すぐ病院につれて行きました。お母さんはお子さんのことをよく見ていると,いつもと違うと思っておかしいことに気づくと思うんですね。そしたらすぐに病院に行くことをお勧めしています。

 

【徳永DJ】                                                 

 いつもと違うという自分の感覚を信じた方がいいんですね。その他にはどんなことが心配だったり不安だったりしましたか?

 

【田中さん】

 まだ小さかったので,鼻が詰まるとお乳を飲むのが苦しそうだったり,熱もどのくらいまで様子をみていいのかな,薬を使った方がいいのかな,という判断がすごく心配だったので,小児科の先生とも相談しながら様子をみていきました。

 

【徳永DJ】

 初めてだったらなおさらですよね。

今年もやっと冷え込んできまして,寒い冬がやってきそうなんですが,風邪をひかないかなーと心配になられていると思います。風邪をひかないようにする対策って何かありますか?

 

【田中さん】

 まずは,おうちの方の手洗いやうがい,そして人ごみを避けて,風邪に負けない体をつくることが大切だと思います。大人が外から菌を持っておうちに入ってくるということも多いので,まずは大人の方が気を付けるということですね!

 あとは早寝早起き,3食米を食べることを中心にリズムを作っていくと,子どもも自然にそういった生活のリズムが身についてくると思います。そういったことが,一番体の調子を整えて,風邪に負けない強い体をつくってくれるんじゃないかなと感じています。

 

【徳永DJ】

 まずは大人がお手本を見せていかないといけないということですね!

 朝晩もかなり冷え込んできますと,寝るときの服装や布団の調整に困るママさんもいらっしゃるかもしれませんが,いかがでしょうか?

 

【田中さん】

 子どもは大人よりも新陳代謝が盛んで,以外に暑がりなんです。子どもが布団をかけずに寝ているので,ついつい厚着をさせがちなんですが,厚着をすると,どんどん布団から出てしまうという悪循環になることもあるので,布団から出る場合は厚着をさせすぎてないかなというのを,一度確認してもらうといいと思います。

 

【徳永DJ】

 あと,やっぱり暖房器具を使われると思うんですが,赤ちゃんにやさしいものってあるんですか?

 

【田中さん】

 一般的にはオイルヒーターなどが赤ちゃんにやさしいと言われています。しかし,オイルヒーターは結構高価ですので,家にあるものに柵を付けたり,チャイルドロック機能などを使うなど工夫して使うといいと思います。あとは加湿もすごく大切です。ウィルスは乾燥していることがすごく好きなので,湿度を保つことで,ウィルスが活動しにくくなるんです。私たちののどや鼻の粘膜も乾燥していると,埃やウィルスを外に出す働きが鈍くなるので,加湿は本当に大切なんですよ。

 

【徳永DJ】

 あとは,やっぱり家の中ばかりいるわけにはいかないと思うので,外に散歩に行くと思うんです。冬へお散歩に行くときに気を付けることってありますか?

 

【田中さん】

 寒さ対策には3つの首を冷やさないでほしいなと思います。3つの首っていうのは,手首・首・足首です。この3つを,マフラーやレッグウォーマーを使って温めてあげると体も冷えにくいと思います。

 

【徳永DJ】

 「首」が付くところですねー!

 最後にパパさんママさんへメッセージをお願いします。

 

【田中さん】

 子どもはまさに風の子です。寒さなんて関係なく走り回っていると思います。初めて冬を越えられるパパさんママさんにとっては気がかりも多いと思います。病気にかからないことも大切ですが,冬を迎えるにあたって,日々の生活を見直して病気に負けない体作りをしていただきたいと思います。

 

【徳永DJ】

 冬はそういったチャンスでもあるんですね!今日は色々と教えていただいてありがとうございました。