ひろしまこども夢財団★papamama smile club

「子育て親子の防災・減災」

■日時 平成28年8月18日木曜日
■出演 ボウジョレーヌプロジェクト主宰 中井 佳絵 さん
■ DJ キムラミチタさん&俊山真美(としやま まみ)さん

【俊山DJ】
今日のpapamama smile clubは、「子育て親子の減災・防災」というテーマでお送りします。
スタジオにお越しいただいたのは、ボウジョレーヌプロジェクト 主宰の 中井 佳絵(なかい よしえ)さんです。
中井さん、宜しくお願いします!!

【中井さん】
よろしくお願いします!

【キムラDJ】
よろしくお願いします!!まずは、自己紹介をお願いします。

【中井さん】
はい。このボウジョレーヌプロジェクトは、今年の4月に立ち上げたばかりなんですが、私自身は、大学院で防災・減災教育を研究しまして、修了後は全国で出前授業や講演活動など実施させていただいていました。
そして、このボウジョレーヌプロジェクト(以下BRP)なんですが、持続可能な防災減災教育を目指した活動をしています。
ちなみに、ボウジョレーヌなんですが、防災女子の略・ボウジョと、女性起業家精神・アントレプレヌールという造語があるんですが、それを掛け合わせた造語なんです(笑)

【キムラDJ】
へ~~っ(笑)造語なんですねえ。ボウジョレーヌ・・・

【中井さん】
そうなんです(笑)勝手につくりました。造語なんです!

【俊山DJ】
防災・減災教育を勉強されたという事ですね。
最近は、今までに経験したことのないような、全く想像がつかないような大雨、豪雨になったりと・・・

【中井さん】
そうですねえ。今日も北海道が大変ですよねえ・・・

【俊山DJ】
はい。広島も一昨年の豪雨災害の8月20日がこの週末にやってきますけどね。
決してそれが他人事ではなくって、自然災害っていうのは、いつ起こるかわからない、それも身の回りで起こるかもしれないことではありますものねえ。
先ず、何をしなければいけないんでしょうか??

【中井さん】
「しなければ」というよりは、まず「していただきたい」ことは、自分が住んでいる場所のリスクを知っていただきたいということです。そのためには、ハザードマップを確認してください。
おふたりはハザードマップをご覧になったことはありますか?

【キムラDJ】
はい、あります。自分の住んでいる地域のハザードマップですね。

【中井さん】
お住まいの市や町のHPからダウンロードできます。
大雨による自然災害は、大きく分けて土砂災害と洪水・浸水害の二つ。お住いの地域に、土砂災害危険箇所や浸水想定区域がないか確認してください。

【キムラDJ】
これから、自分の住んでいる地域を確認するっていう人もいると思うんですが、見るときに、ここを気を付
けたらいいよ。という事はありますか?

【中井さん】
ご覧になったとき、自分の住んでいる地域だと、住んでいる家を中心にみますよねえ。
そして、そこが土砂災害危険箇所や浸水想定区域の中にあるかどうかを確認しますよね。
なんですが・・・
ハザードマップは、線の内側や色が付いているところだけが危険なわけではありません。
というのは・・・

例①土石流、八木でおきましたが、この土石流の場合は、過去に土石流が発生した起点や傾斜角度などを基に、流れる範囲を予測しているものなんですね。
だから、想定以上の大雨で、過去の起点より上から発生したら、範囲は広がる可能性があります。

例②浸水想定区域は、広島県の場合、調査されているのが一級河川と二級河川で、それより小さい川が氾濫しないわけではありません。水は、高いところから低いところに流れるので、土地が低くなっていたり、窪んでいるところには集まりやすいです。
そうすると、氾濫したり、氾濫して浸水する可能性があります。

【キムラDJ】
そうかあ・・・
そういう事も考えて、もう一度ハザードマップを見ることが大切かもしれないですねえ。

【俊山DJ】
そうですよねえ。まずは自分が住んでいるエリアの危険情報をしっかりと把握!ですね!その次に、減災・防災の為にできることは何ですか?

【中井さん】
普段から自然現象を観察することと、災害情報を上手に活用していただければと思います。
これまで防災に関心が薄かったパパママには、広島県が作りました『広島県「みんなで減災」はじめの一歩』というHPがオススメです。  
"察知する"というページがあるんですが、災害情報のサイトが集約してあり、クリックするだけでアクセスできるようになっています。

【キムラDJ】
広島県「みんなで減災」はじめの一歩というHPですね。

【中井さん】
はい、"察知する"というページに災害情報が集約されています。
ただ、これらの災害情報も、狭い範囲を表すのが不得意だったり、死角があったりするので、いつもと違う大雨を察知して避難行動するには、普段から雨の降り方を気にしておくことが大事になってきます。

【俊山DFJ】
日常生活から、意識を持っていなくちゃいけませんね。

【キムラDJ】
自然現象を観察するという事も大切という事ですね。
では、避難行動っと言われたら、ぱっと思うのは避難所に行くという事ですが、それはどうなんですか?

【中井さん】
※避難行動とは、
①避難所へ行くこと 以外に、
②親戚や友人の家や公園など、自宅より安全な場所へ移動すること、
③近隣の高い建物や強度の強い建物などへの移動、
④建物内の安全な場所での待機も、
平成25年に改正された災害対策基本法に避難行動と規定されています。

【キムラDJ】
行動とついているけど、待機もなんですね。

【中井さん】
ですので、避難所に行くだけではありません。

【俊山DJ】
自然現象の確認もそうですけど、普段、自分が住んでいる地域の事をしっかり"知る"っていう事が、ほんとに大切なことなんですね。

【キムラDJ】
建物とかもどんどん変わりますからねえ。散歩してたら、こんなところにこんな建物があったんだ!!っていう事も多いですよね。

【俊山DJ】
発見、あります!

【キムラDJ】
でも、そういう所が自然災害が起きたときに避難できる場所かもしれませんよね。

【中井さん】
そうですね。そういったところを、ぜひ、家族で歩いてみていただきたいですね。
もしかしたら、ここは、安全かもしれない、ここは危険かもしれない・・・とみんなで考えながら、自然探検をするつもりで歩いてみていただけたらなっと思います。

【俊山DJ】
夏休みですしね。そういった時間をぜひとっていただければいいですね。
中井さんから子育て世代に向けたワンポイントアドバイスはありますか?

【中井さん】
家族がバラバラの時間帯に災害が起きることがありますよね。
家族が集合する場所っていうのをぜひ決めておいていただければと思います。
各自が安全な場所で身を守って待機した後、最後、ここで集まろうねっていう場所を決めておいていただければ、親御さんが子どもさんを探しに行って、危険な目にあうということも防げますのでね。

【キムラDJ】
実際、そういったこともあるんでしょうねえ。
探しに行って・・・という・・・想定外の自然災害が起きた時はねえ。悲しいですよねえ。

【中井さん】
そうですね。二次災害といわれていますけど、ぜひそれが防げるように、日ごろから家族で話し合っておいていただけたらと思います。

【キムラDJ】
伝えたい事。ほかにありますか・・・小さいお子さんのいる家庭に

【中井さん】
そうですね。小さいお子さんがいる家庭で、自宅が土砂災害危険箇所や浸水想定区域の場合は、避難勧告・指示を待たず、明るいうちに早めに、より安全な場所へ移動してほしいと思います。
命からがらの思いをして避難行動をすると、子供にとってトラウマになる危険性もあります。

【キムラDJ】
う~ん。判断する力っていうのが、小さい子どもにはあまりないので、大人が普段から気を付けておかないと。
最後に子育てに奮闘中のパパママへメッセージをお願いします。

【中井さん】
防災はパパの役目という家庭もあるかもしれないが、子供に適切な避難行動を伝えるのは、パパママどちらも可能な減災教育です。
ハザードマップを確認し、家族で自然探検をする感じで、近所を昼と夜に歩いて、災害が迫っているときに避難する安全な場所を事前に決めておいてください。
家族の絆が更に強くなること間違いなし!ですよ。

【俊山DJ】
昼と夜に・・・
ぜひ自然探検しながら、地域の確認をしておいてください。

ありがとうございました。