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ひろしまこども夢財団★papamama smile club

「「広島県の不妊治療支援の取り組み」」

■日時 平成28年8月25日(木曜日)
■出演 広島県子育て・少子化対策課 柳井 文彦(やない ふみひこ)さん
■ DJ キムラミチタさん&俊山真美(としやま まみ)さん

【俊山DJ】
今日のpapamama smile clubは、「広島県の不妊治療支援の取り組み」というテーマでお送りします。スタジオにお越しいただいたのは、広島県子育て・少子化対策課 柳井文彦(やない ふみひこ)さんです。宜しくお願いします!!

【キムラDJ】
まずは,不妊っていいますと,一般的には,どのような場合のことを言うのでしょうか?

【柳井さん】
はい、これはですねえ、日本産科婦人科学会が発表している定義によると,妊娠を希望するご夫婦が正常な
夫婦生活を続けても,1年間妊娠しない状態のことを「不妊症」とされています。

【俊山DJ】
その不妊を治療するために広島県で行っている取組について教えてください。

【柳井さん】
不妊治療を行う上で,どうしても治療費が掛かってきます。
このため,広島県では,2つの助成制度を設けています。
1つ目は,不妊検査費の助成制度で,ご夫婦そろって不妊検査を受けた場合に,その費用の1/2を助成して
います。限度額は5万円となっていますので,自己負担額が10万円までの検査費用が助成の対象となりま
す。この助成は,検査を開始された時の奥様の年齢が35歳未満の方を対象とさせていただいています。

【キムラDJ】
夫婦そろって検査を受ける必要があるのですね。

【柳井さん】
WHOの調査によりますと,不妊症に悩むご夫婦の約半数には男性側に原因があるということがわかってい
ます。なので,「妊娠しにくいのかな?」と思ったら,早めに専門の医療機関を受診されて,不妊検査を夫婦
そろって受けていただきたいと思います。

【俊山DJ】
お互いに知るってことが大事なんですね。
もう一つの助成制度について教えてください。

【柳井さん】
一般に,不妊症に対する治療は,検査の後に,タイミング療法や薬物療法,人工授精,体外受精,顕微授精などがあり,一般的には順番にステップアップして行われていきます。
このうち,体外受精と顕微授精というのは非常に高度な医療となって,高額な医療費がかかります。
こうした治療のことを「特定不妊治療」といいまして,広島県では,この「特定不妊治療」に対する助成を行っています。

【キムラDJ】
助成の内容はどのようなものなのでしょうか。

【柳井さん】
ご夫婦が体外受精・顕微授精を行った場合に,1回につき15万円まで助成を行っています。また,はじめて申請される場合には,初回加算として15万円,男性不妊治療を行った場合には,更に15万円の加算があります。
この助成には,所得制限などの条件もありますので,詳しくは,県のホームページでご確認ください。
インターネットで「広島県 不妊」と検索してください。

【俊山DJ】
助成制度以外には,何か取組を行っていますか。

【柳井さん】
今,不妊症で悩んでいる方はとても多くて,夫婦の3組に1組が不妊のことについて心配したことがあると
いう調査結果もあり,実際に不妊症の割合は,7組に1組以上と言われています。
こうした,不妊を心配する方やこれから妊活・妊娠のための活動を始めようとしている方などを対象として,
「妊活応援キャラバン」と銘打って,6月から「不妊治療セミナー」を県内各地で行っています。

【キムラDJ】
このセミナーはどのような内容なのでしょうか。次回の予定とか教えていただけますか。

【柳井さん】
このセミナーですが、不妊治療を専門にされている医師による講演会と県内で受けられる助成制度の説明を行っています。
講演では,不妊症の基礎から不妊治療のこと,また卵子のお話など,医学的な知識を得ていただく良い機会
ではないかと思います。
このセミナーは,全部で7回の開催の予定となっていまして,これまでに3回実施しています。
第4回の次回は,9月4日の日曜日に三次市で開催します。まだ余裕がございますので,これからでもお申込みお待ちしています。

【俊山DJ】
これまでに参加された方からの反応とかいかがでしたか。

【柳井さん】
今までのセミナーに参加された方は,既に不妊治療を行っている方から,これからどうしたらいいのだろう
っていう方まで幅広いのですが,ある方が会場に来られて,「こんなに参加される人がいて,悩んでるのは自
分達だけじゃなかったんですね」っておっしゃっていたのが印象に残っています。
それから,不妊治療は年齢と大きく関わりがあって,35歳を過ぎると妊娠率が急激に低くなることが分か
っているのですが,こうしたことを講演会の中でお聞きになって,「早く治療を始めることが本当に大切なん
だってことがわかりました。」っていう方もいらっしゃいました。

【キムラDJ】                      
本当に多くの方が悩まれていますよね。気になっていおるんだけどっていう方には、ぜひ参加いただきたいですね。最後にメッセージをお願いします。

【柳井さん】
県では,「不妊専門相談センター」を開設していまして,電話やメール,FAXで不妊に悩む方の相談に応じ
ています。詳しくは,県のホームページでご確認ください。インターネットで「広島県 不妊」と検索して
ください。
広島県は、助成制度や相談対応などでお手伝いをしていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。