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ひろしまこども夢財団★papamama smile club

「"食"のもったいないを親子で考えよう」

■日時 平成28年12月22日(木曜日)
■出演 NPO法人 あいあいねっとの増井 祥子(ますい しょうこ)さん
■ DJ キムラミチタさん&俊山真美(としやま まみ)さん

【俊山DJ】
今日のpapamama smile clubは、「"食"のもったいないを親子で考えよう」というテーマでお送りします。
お話しして頂くのは、NPO法人 あいあいねっとの増井 祥子(ますい しょうこ)さんです。
宜しくお願い致します。

【キムラDJ】
まずは、NPO法人 あいあいねっとについて教えてください!

【増井さん】
よろしくお願いします。
あいあいねっとは、フードバンク活動を基幹事業とし、その人がその人らしく暮らすことのできる、
心豊かな街づくりを目指して活動しています。
フードバンク活動とは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を企業や農家、個人から提供してもらい、
それを必要とする福祉団体等に無償で寄付する活動です。
また、私は、安佐北区可部の二宮内科医院で管理栄養士をしていて、小中学校や地域で食育講座も行っています。

【俊山DJ】
ほ~っ!食のプロですよね~!!
今回のテーマ「"食"のもったいないを親子で考えよう」ですが、どんなお話しをして頂けるのでしょうか?

【増井さん】
食べられるのに捨てられてしまう食品ロスは、日本で年間、約632万トンも出ているんです。

【キムラDJ】
え~~っ!

【俊山DJ】
634万トン??
どれくらいの量になるんですかね?

【増井さん】
広島市では、年間マツダスタジアム1.5杯分もの食品ロスが出ていると言われています。
家庭から出る食品ロスを、ひとりの1日分に直してみると、卵1個分くらいです。
案外と少ない量ですね。一人一人が気を付けるとすぐに減らせそうな量だと思いませんか?

【キムラDJ】
確かに・・・!
食べ物をもったいない事にしない為にはどうしたら良いですか?

【増井さん】
食品ロスの中身を具体的に見てみると、家庭から出るものとしては、主にお肉の皮や脂、野菜の皮のむきすぎなどの「過剰除去」と言われるものや「食べ残し」、いつの間にか冷蔵庫で腐ってしまった「手付かずで廃棄される食品」があります。
過剰除去や手付かず食品は、お料理をされる親御さんに気をつけていただきたいところなんですが、食べ残しに関しては、お子さんも一緒に取り組める内容だと思います。
ごはんを食べる前は、しっかり体を動かしてお腹を減らしましょう。

【俊山DJ】   
基本的な事ですが、空腹っていうのが大切なんですね!その他、コツはありますか?

【増井さん】
そうですね~。おやつは、時間と量を決めて食べ、食事の前は空腹になるようにしておきましょう。
また、自分の食べられる量を自分で盛り付けたりすることも食べることへの責任感が生まれてきます。

【キムラDJ】
それがね、「いっぱいつげ!」って言うんですよね~・・・(笑)(笑)

【増井さん】
(笑)・・・そうすることで、自分の食べられる量を知り、食べるリズムを付けてあげることは、食品ロスを減らすだけでなく、生活習慣病を防ぐ健康的な食事にもつながります。

【キムラDJ】
なるほど!

【俊山DJ】
そうすることで、食への興味がわくっていう事も必要な事なんでしょうね。

【キムラDJ】
そうね・・・。
食の量もそうなんですが、好き嫌いが多いってお子さんは、どうすれば良いでしょうか?

【増井さん】
好き嫌いは、お腹が減っていないだけが原因ではありませんね。
離乳食のころから、素材の味を楽しめるような薄味にすることや、食材が硬い、ぼそぼそ、モサモサなど食感が苦手というところから食べてくれないこともあります。
そんなときは、食材の大きさや薄さ、繊維を絶つようにカットする、茹でる、煮る、蒸すなどの調理方法にも気を配り、お子さんが食べやすいように工夫してみてください。
こどもは、大人に比べてかんだり飲み込んだりする力が弱く、短時間で食べることが難しいので、食事をする時間をしっかり確保してあげるのも必要です。
特に朝は早く起きるようにし、しっかり食事をすることが大切ですね。

【俊山DJ】
時間を気を付けるっていうことですねえ。

【キムラDJ】
大人が頑張って早く起きないとねえ。
そのほか、気を付けるポイントはありますか?

【増井さん】
それでも、どうしても食べられないときは、家族やお友達に手伝って食べてもらうというのもいいですね。
「このにんじんおいしいね~」とパパやママが楽しく美味しそうに食事をしてください。
大人が食べ物を残さずに、普段から食べ物を大切にする姿をお子さんに見せるようにしてあげてください。食べ物は、動物や植物などの命をいただいているということ、誰かが大事に育てて運んで、お料理にしてくれたということ、食べることに感謝の気持ちが持てるように意識して会話してみてください。
そうすることで、自然と好き嫌いも減ってくるのではないでしょうか? 
そしてパパママには、3010運動という取り組みをおすすめしています!

【キムラDJ】
3010運動とは?

【増井さん】
3010運動とは、もともと宴会でのもったいないを減らすことを目的に、開始30分と終了前の10分間はしっかり食事を楽しむという取り組みです。
この3010運動は、大変ごろがいいので、3010運動にかけて、10日はもったいないクッキングデーとして、かぶの葉やキャベツの芯など無駄なく使う工夫をしたり、冷蔵庫に余っている野菜の煮物をポタージュスープなどの別の料理にリメイクする日に。また、30日は冷蔵庫クリーンアップデーとして、冷蔵庫の食材を使い切る日としても呼びかけられています。
お子さんと一緒に、どんな料理を作ろうか?ある食材の組み合わせでどんな料理ができそうか、楽しみながら実践してみてください。

【キムラDJ】
覚えとこう!!
3010・・・30日と10日ですね。

【俊山DJ】
今年から始めていきましょう!
最後に子育てに奮闘中のパパママにメッセージをお願いします。

【増井さん】
普段はなかなか忙しくて食べることに気を配ることが難しいのは、私もそうなんですが・・・
クリスマスや年末と楽しいイベントごとが多い時期だからこそ、冷蔵庫の大掃除をしたときに、どれだけの食品ロスが出たかなあ??とか、おこさんとクリスマスディナーやおせち料理を作りながら、食べ物に込められた作り手の思い・・・たとえば、おせち料理の黒豆には「まめに働く」という言葉から、「"一年間、健康に働くことができますように"という願いが込められているんだよ~」と話しながら、お子さんはもちろん、パパやママも家族みんなで、楽しくおいしく健康的に食べ物を大切に食べきってもらえたらと思います。

【俊山DJ】
『今日は、NPO法人 あいあいねっとの増井 祥子(ますい しょうこ)さんに、「"食"のもったいないを親子で考えよう」というテーマでお話しを伺いました。
ありがとうございました。

【増井さん】
こちらこそ、ありがとうございました。