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子どもの健康・病気・けが
新生児マススクリーニング検査・新生児聴覚検査について
新生児マススクリーニング検査(先天性代謝異常検査)
赤ちゃんには、健やかな発育に影響する可能性のある生まれつきの病気が隠れていることがあります。
これらの病気は、時に生命の危険を伴う場合もありますが、早期に発見して適切な治療を開始すれ
ば、障害などの発生を未然に防げる場合があります。
検査方法
出産した医療機関で、生後5~7日の赤ちゃんの足の裏から少量の血液をろ紙に染み込ませて採取し、採取した血液を専門の検査機関に送って、検査をします。
検査費用
国の定める20疾患については、無料です。ただし、採血料は自己負担です(医療機関によって異なります)。
検査結果
検査の結果、精密検査が必要と判断された場合は、検査を実施した医療機関から保護者へ連絡をしますので、速やかに精密検査機関で精密検査を受けてください。
詳細は広島県ホームページをご覧ください
新生児聴覚検査
生まれつき耳の聞こえにくい子を早くに発見し、適切な支援につなぐために必要な検査です。生まれつき耳が聞こえにくい子は1,000人に1~2人といわれています。
検査方法
生後3日以内の赤ちゃんがぐっすり眠っている間に、専用のイヤホンで小さい音を聞かせ、脳波を検査します。薬は使用せず、痛みや副作用もありません。
検査費用
医療機関によって異なります。市町から一定額の助成が受けられます。詳細は、出産した医療機関またはお住いの市町へお問合せください。
検査結果
結果は「パス」あるいは「要再検査(リファー)」のいずれかです。赤ちゃんの耳の中に液体が残っていたり、脳の発達が未成熟だったりして、耳の聞こえが正常でもパスしないことがあります。
詳細は広島県ホームページをご覧ください
乳幼児の健康診査について
乳幼児健康診査とは?
市町が実施する健康診査です。乳幼児健康診査では、子供が順調に育っているか、病気がないかどうかを確認します。お子さんのことだけでなく、保護者としての育児の悩みや不安についても相談できます。
1歳までの健康診査
全ての赤ちゃんは、4~5か月頃に、市町の実施する乳児集団健康診査(一部市町では個別健診)を受けます。乳児健診では身長・体重の計測や、小児科医の診察、離乳食を含めた栄養・お口のケアなどのお話があります。
また、1歳になるまでに、母子手帳別冊にある乳児一般健康診査受診票を提示することにより、県内の医療機関で個別に健診を受けることができます。受診時期や受診方法など、詳しくはお住いの市町にお問合せください。
1歳6か月児健康診査、3歳児健康診査
身長・体重を計測する他、年齢に応じた遊びや言葉、運動、見え方・聴こえ方など発達や発育全般について、保健師等による問診や小児科医の診察が受けられます。虫歯やかみ合わせを確認する歯科健診もあります。お子さんのことだけでなく、保護者としての育児の悩みや、生活の困りごとについても相談できます。
その他のタイミングでの健診や相談
これ以外の月齢・年齢でも、健診や相談を実施している市町があります。市町によって、方法や回数は異なりますので、詳しくは、お住いの市町へお問合せください。