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妊娠された方へ

妊娠中のママの体と赤ちゃんの様子

妊娠初期(2〜4か月)
4〜7週(2か月)

外見上は妊娠前とほとんど変わりませんが月経はなく、「体がだるい」「眠い」「乳房が張る」などの症状が出てきます。この頃は胎児のいろいろな臓器がつくられ始める時期。母子ともにとても大切な時期といえます。
【この時期に注意する点】
・妊娠全期間を通してアルコール摂取・喫煙を避ける

8〜11週(3か月)

つわりが最もひどくなる時です。また妊娠してから大量に分泌されるホルモンの関係から、尿の回数が増え、便秘がちになります。睡眠と休息をとってなるべく体に負担をかけないようにしましょう。
【この時期に注意する点】
・便秘の予防

12〜15週(4か月)

胎盤が完成し、胎児は安定期に入ります。流産の危険性も低下し、つわりも治まります。つわりで不足しがちだった栄養は、この時期にしっかり補ってください。また、妊娠は生活習慣を見直す絶好のチャンスです。赤ちゃんのためにも、将来の健康的な家庭を築くためにも、生活のリズムを整えましょう。
【この時期に注意する点】
・バランスのとれた食事を心がける
・朝型の生活を意識しましょう


妊娠中期(5〜7か月)
16〜19週(5か月)

母体は安定期に入り、体重も落ち着いてきます。胎児も成長し、母体から摂取する栄養素が増えるので、食事はバランスよく摂り貧血にならないようにしましょう。また、太りがちな時期なので注意しましょう。
【この時期に注意する点】
・食べ過ぎによる体重増加

20〜23週(6か月)

子宮が前に突き出てくるため、体の重心が不安定になります。体重も増え体に負担がかかるため、腰痛、むくみなどに悩まされる時期でもあります。また、便秘になりやすい時期でもあるので注意。
【この時期に注意する点】
・繊維の多い野菜や果物を食べる

24〜27週(7か月)

体重が最も増えやすい時期ですので、暴飲暴食を控えましょう。水分や塩分の摂り過ぎにも注意を。また、胎児は耳と脳の発達が進み、音の聞き分けができるようになります。穏やかな生活を心がけましょう。月に二回の健診になります。
【この時期に注意する点】
・適度な運動とバランスの良い食生活


妊娠後期(8〜10か月)
28〜31週(8か月)

日に日に大きくなる子宮によって母体の内臓が圧迫され、息苦しさ、動悸、食べ物がつかえるなどの症状がでます。一度に食べる量を減らし、頻回に食事を摂ましょう。
【この時期に注意する点】
・1か月2㎏以上の体重増加をしていたら妊娠高血圧症候群のおそれあり
・お出かけは控えましょう

32〜35週(9か月)

胎児は2000gくらいになります。子宮は、みぞおちあたりまで上がり、胃や心臓をさらに圧迫します。また膀胱も圧迫されるので排尿の回数も増え、尿漏れもおこりやすくなります。

36〜39週(10か月)

動いていた赤ちゃんの位置が固定され、あまり動かなくなります。子宮が下がり始めるので直腸や膀胱をさらに圧迫し、頻尿、便秘に悩む人も多いでしょう。月に二度だった定期健診が週一度になります。あとは出産を待つばかりです。
【この時期に注意する点】
・頻尿
・便秘